熊本の震災ボランティアに参加しました。
大きな災害があるたびに無力な自分にもやもやしていました。
しかし今回は隣県、私でも猫の手くらいにはなれるだろうか。
現場に行くなんて自己満足なのかな、募金のほうがいいのかな、
猫の手のお手伝いでさえ躊躇してしまう小心症。
とにかく行こう、行かなきゃなんにもわかんない。
熊本は、まだいたるところに地震の爪痕が残っています。
TVでは知りえなかったダメージに心がざわつきます。
ひとことでいうと、人生勉強になりました。
充足感、少し違う、なんだろうこの気持ちは・・・?
翌朝、目が覚めたとき判明しました。
感動だ!と。
日本ってなんて素晴らしい国なのかと。
職員の方の懸命なお仕事っぷりや
多くのボランティアの方々の強く優しい気持ちを目の当たりにできたこと、
数時間の作業を一緒にさせていただいた方々との一期一会。
暑いでしょうからとお茶をご用意くださる被災者の方のお心遣い。
お手伝いさせていただいた作業以上に、得るものがありました。
同じチームに、東日本大震災のボランティアを経験者された
ワタナベさんという方がいらっしゃいました。
そのリーダーを私は密かに注視していました。
(ちょっといやらしい?)
ニーズを的確にとらえた段取りメモ、
常に30分一時間後を見越した采配、
お手伝いする御宅さまへのお心遣い、
チームメイトへの配慮、まんべんないお声掛け。
短時間で最大限の成果をだすパフォーマンス。
素晴らしい☆
初めてのボランティアでこんな素晴らしいリーダーの下で
活動させていただけたことが超ラッキーです。
この方をお手本にしよう、と思える経験でした。
ワタナベヒロアキさま、
数々、勉強させていただきました。
ご遠方からの支援、本当にありがとうございました。
何年かかるかわからないけど、熊本は立ち直ります。
息をのむほど美しい熊本城を、豊かな森のと水の国を
いつか見にきてくださいね。