「クイーン」
「女王? バンド? あー、きいたことあるような」
「ロック」
「わかんない。焼酎のロックならわかる」
「うぃーうぃるうぃーうぃるろっきゅー」
「うん、その曲はきいたことある」
とまぁ、私の知識はその程度しかありませんでした。
が、音楽映画ですし、生理的に嫌いということもないので
お誘いにのって『ボヘミアンラプソディー』を見に行きました。
知ってる知ってる、あの曲もこの曲もそうだったのね。
あー、そっか、わかった。ロックってこういうことなの。
損した。
知らなくて損した。
素敵じゃない!Queenって。
知らない世界に触れてはっとする瞬間って楽しい。
お誘いを受けたり、会話が糸口になったりしながら
生きている限りそんな瞬間がこれからもあるだろう。
それってしあわせなことだなぁ、と思う。
だからこそ門戸は開いておかなくてはね。
ただただ気持ちのよい音楽に浸るのもよし、
「孤独」「LGBT」について考えてみるのもよし、な映画でした。