昔々、某レストランのシェフから教わったこと。
盛り付けは立体絵画のように、と。
何度も何度も思い出す言葉。
「なにこれ?」
「サラダだよ」
「いや、それはわかるけど」
「見たまんまだよ」
「トマトは木?キャベツは…」
「ちがうちがう!トマトは花、フラワー。
ほうれん草は冬の草、キャベツは春の若草、
キャベツの芯は春の新芽」
もー、乙女心がわかってないわねぇ💢
「今日のテーマはなに?」
「シルク・ドゥ・ソレイユだよ」
「中からびっくりするものが出てくるんだ!」
「でてこないよ。シルク・ドゥ・ソレイユは
太陽のサーカスって意味だから。そんな風」
せきれいサラダを読み解くのは至難の技のようで。