「はい、久しぶりにタイトルをお願いします」
「えっ、この冷しゃぶ的なものを?」
「はい」
「うっっ…くーっ。もりもりサラダ」
「 ・・・ 」
(センスなさすぎて話にならんわ、の沈黙)
「すみません、ちょっと待って…」
「ブタの山・・・あぁっっ。ダメだ」
(ここで否定したら成長を促せないわ、慎重に言葉を選ぶのよ、私)
「うん、いいとこいったんだけどね、おしいね」
「今日の、タイトルはなんだったの」
「言うよ。すごいからね」
「うん」
「マウント・レイシャビック、だよ」